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【常翔高】ラグビー全国大会優勝ご報告とご声援お礼

2013年1月7日(月)、近鉄花園ラグビー場(大阪府東大阪市)で第92回全国高校ラグビーフットボール大会の決勝があり、常翔学園高校が17対14で御所実業高校に勝利して17大会ぶりとなる5度目の優勝を果たしました。当日は多くの校友の方々にも応援に駆けつけていただき、本当ににありがとうございました。
今大会の優勝の裏には、選手の日頃からの弛まぬ努力があったことはもちろんですが、もう一つ、選手の自主性を重んじ、「個」を生かすことに徹した野上監督の指導がありました。昨夏のニュージーランド遠征時、現地コーチの何にも制約されない自由な指導を目の当たりにし、それまでの勝つためのラグビーから楽しむためのラグビーへと方向転換していきました。これにより、選手同士でのコミュニケーションをそれまで以上に積極的に取り合うようになり、また精神的にも強くなっていきました。まさにラグビー王国直伝の自由奔放さを取り込んだ成果と言えます。実際、決勝では前半5分までに立て続けに2本のトライを決めて主導権を握ったものの、その後は御所実業高校の強固なディフェンスと強力なモールに押されて一時逆転を許しましたが、これまでの練習の中で選手全員が自身のやるべきことが何なのかを理解し、また仲間を信じてプレーをすることができたからこそ接戦をものにして優勝することができました。
ルーチンワークでも時に見方を変えて取り組むことの大切さや、チームプレーの原則とは何なのか、当たり前のこととつい蔑ろにしがちな点を改めて考えさせられた、今回の常翔学園高校の優勝でした。